東みよし町の町立歴史民俗資料館において、『東みよし町の地形・地質と農業(世界農業遺産)パネル展』が、開催されました。 傾斜40度が目の前に感じられるディスプレイ展示や、農具の展示・説明などの展示と合わせて、農業遺産の傾斜地に密接に関わっている地形や地質についても、パネル展示によって解説されました。…
農業遺産 ひとつひとつ手作業で作る干し芋 法市の干し芋(東みよし町) 吉野川北岸に位置する阿讃山脈の中腹にある東みよし町の法市集落。 住民が約十数名のこの小さな集落にできた特産品が、地域に活気を生んでいます。 [caption id="attachment_3147" ali…
農業遺産 傾斜地の野菜パウダー 野呂内野菜加工生産組合(三好市池田町) 三好市池田町の上野呂地区は標高400~500mほどの山間部にあります。 もともと葉タバコの栽培など農業の盛んな地域で、今ではトマトなどの夏野菜が栽培されています。 上野呂地区では過疎や高齢化で耕作放棄地が増え元気…
農業遺産 有機栽培のユズ 天田善信さん(美馬市木屋平) 剣山の麓にある美馬市木屋平はユズの産地として知られています。 木屋平ではじめに本格的なユズの生産に乗り出したユズ農家の天田善信さんは、養蚕の衰退してきた昭和38年に、その頃、高値がついていたユズに着目し栽培を始めました。 […
農業遺産 傾斜地のあたご柿 半田干し柿部会(つるぎ町) つるぎ町半田の山間部ではあたご柿の栽培が盛んです。 このうち平良石地区では農家の人たちが集まってあたご柿の干し柿を生産、道の駅で販売し人気を呼んでいます。 [caption id="attachment_3134" alig…
祖谷に残るヤツマタを保存し特産品へ 東祖谷雑穀生産組合(三好市東祖谷) 日本三大秘境の三好市祖谷地方。ここにソバなどと共に昔から栽培されていた雑穀があります。それが「ヤツマタ(シコクビエ)」です。 ヤツマタはアフリカ原産のイネ科の植物で、日本でも古くから主に四国などの山間部で栽培…
農業遺産 傾斜地集落の景観を守る農業 田口真示さん(東みよし町) 泉野集落は東みよし町の平野部が望める山間部にあります。 [caption id="attachment_3121" align="alignleft" width="300"] 泉野から見た景色[/caption]…
農業遺産 傾斜地農業の文化を後世に伝える 西岡田治豈さん・節子さん(つるぎ町) にし阿波の傾斜地農法の象徴的な場所といえば、つるぎ町貞光猿飼にある西岡田さんの畑です。夏にはインゲン、秋にはソバを育てていて急な斜面の下に望む渓谷やまわりの山の美しさで観光農園としても人気です。 [c…
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、2月29日開催予定であった『世界農業遺産 にし阿波活性化フォーラム』の延期を決定いたしました。 参加者の皆様の健康と安全面を考慮して延期とさせていただきました。延期後の開催日は未定で、4月以降に新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら決定させ…
1月18日、みかも喫茶にて『世界農業遺産の魅力を感じる~にし阿波の傾斜地農耕システムを知ろう~』が開催されました。 定員は15名でしたが、当日は立ち見が出るほどの盛況でした。 東みよし町の西庄地域で傾斜地農耕を実践している、田口 真示 さんからご自身の取組(農業、作物の販売、傾斜地農耕を広め…