地域の食を支える雑穀
脇町東大谷地域は、「にし阿波の傾斜地農耕システム」による雑穀の生産が行われており、古くからの保存食として地域の食を支えています。特にこの地で収穫される「蕎麦」は、郷土料理の「そば米」としても親しまれているほか、そば打ち体験なども催され、観光客の誘客が図られています。


東大谷の集落にある美村地域は、標高およそ500mの見晴らしの良い場所にあり、国際ワークキャンプなどを通じて地域外からのボランティアを受け入れています。地域内の圃場では、住民とボランティアが交流を図りながら、にし阿波の傾斜地農耕システムや景観の保全活動を進めています。