傾斜地農法で作る「食べる藍」
栃谷京子さん
(美馬郡つるぎ町/家賀再生プロジェクト)
かつて藍の栽培が盛んだった つるぎ町 家賀地区で、「食べられる藍」を作りたいと
藍の栽培をスタートした家賀再生プロジェクト 代表の栃谷京子さんです。
家賀の藍は、昔ながらの農法で栽培されています。
蓼藍(たであい)の畑には刈り取った茅や、落ち葉が敷き詰められています。
化学肥料も農薬も使いません。
大切に育てた藍の葉を乾燥 粉末にした「食べる藍」パウダー『家賀の藍粉』です。
体に良い藍を安全・安心に食べたいと栃谷さんが生産、販売を手掛けています。
『藍晩茶』は、藍の粉を阿波晩茶にブレンドしたものです。
そうめんに練りこんだ『藍入り半田手延べそうめん』も人気です。
その他、団子やホットケーキ、ドレッシングやお味噌に混ぜるとなど色々な使い方があるそうです。
藍には抗酸化作用があり、糖尿病やダイエットにも効果があると言われています。
スーパーフードである藍は、様々な食材とのコラボレーションにより今注目されています。
栃谷さんは「家庭でも、藍粉をお茶に混ぜる料理に使うなどして広がっていってほしい」と話していました。