大谷のブルーベリー 藤尾農園

藤尾良信さん・絹代さん
(美馬市脇町)

標高400メートルの山間部に、600本ものブルーベリーの木が植えられた畑があります。

美馬市脇町西大谷でブルーベリー農園を営むのは、藤尾良信さんと絹代さん夫妻です。

良信さんは51歳の時に勤めていた会社を早期退職し2006年から農業をはじめました。

ブルーベリー栽培をはじめたきっかけは、妻の絹代さんのパン作りの材料として使うためです。

最初の年に80本ほどのブルーベリーの木を植えました。そして年々、木を増やし今では60品種600本のブルーベリーを無農薬で栽培しています。

毎年、5月末から8月末には濃い紫色に色づいたブルーベリーの実を収穫します。

収穫したブルーベリーは、いろいろな商品に使われています。

なかでも絹代さんが作るパンにはふんだんにブルーベリーが使われていて、販売先の道の駅などではすぐに売れ切れるほどの人気商品です。

ほかにもジャムやジェラードなども製造しています。添加物を使わない安心安全な商品です。

藤尾さん夫妻は、お客さんからの「美味しかった」という声が何よりの励みになるそうです。

「これからも喜んでもらえるような商品を作っていきたい」と話していました。