山の恵みが特産品に

梶浦仁志さん・久美子さん(美馬市)

美馬市美馬町の野田ノ井地区。ハングライダーの出発地点でも知られる三頭山の近くにある集落です。ここでにし阿波の特産品として、道の駅や産直で人気の薬味「みまから」の原料になる唐辛子を栽培しています。

梶浦さんの唐辛子畑には、短く切られたカヤがじゅうたんのようにきれいに敷き詰められています。カヤを敷くことで、肥料のほかに雨で土が流出することを防ぎ、保水や草が生えにくくなるというメリットがあります。

唐辛子の収穫は、7月中旬から10月ごろまで行われます。青唐辛子はおもに薬味の「みまから」に加工されます。また赤くなった唐辛子は乾燥して一味にします。

冬には、干し芋や切り干し大根の加工が行われます。

干し芋にはべにはるかを使っていて、肥料がよく効いて甘い干し芋は一度食べると病みつきになると人気な商品です。

梶浦さんの野菜で作った「みまから」や干し芋などの商品は、美馬交流館ネットストアhttps://www.mimakara.comや道の駅みまの里で購入できます。