母から受け継いだふるさとの味

武岡 より子さん(つるぎ町/しらたき工房)

つるぎ町半田の「しらたき工房」では、地元の農産物を使い、昔ながらの方法で加工品が作られています。

工房を営む武岡より子さんは、つるぎ町で生まれ育ちました。

そして、愛知県で長年暮らした後、母親の介護をきっかけに2019年につるぎ町に戻りました。

武岡さんは、家の周辺にある畑で野菜作り始めました。

飲食店をしていた経験を活かし、お惣菜を作り地元の産直で販売しています。

加工品の中でも人気なのが、武岡さんのお母さんから作り方を教わった「ゆず味噌」です。

無農薬で育てたゆずの皮をふんだんに使い、数種類の味噌と混ぜ合わせています。

ゆず味噌はインターネットでも販売され、県外の人にも好評だそうです。

このほか、武岡さんが健康のために作って飲んでいたびわ茶や柿の葉茶、ドクダミ茶なども製造・販売しています。

武岡さんは、「母から受け継いだ味をもっと多くの人に味わってもらえるよう農家民泊を始めるので、沢山の人との出会いが今から楽しみ」と話していました。


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