2019年3月9日、徳島県にし阿波地域「にし阿波の傾斜地農耕システム」は世界農業遺産に認定されて一周年を迎えました。
これを記念して、ザ・ディスティーノガーデンにて『世界農業遺産認定一周年記念シンポジウム~にし阿波の未来を考える~』が開催されました。

講師として、清水展先生(日本文化人類学会長/関西大学 特別任用教授)、大和田順子先生(一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス 共同代表)に基調講演をいただきました。
  

徳島県が認定する「にし阿波・食と農の名人」認定式では、池本茂續さん、久保田正和さん(美馬市)、高畑輝子さん、岡本レイ子さん(三好市)、古城幸男さん、大森豊春さん(つるぎ町)、植田健正さん、武岡洋子さん(東みよし町)の8人が認定されました。

 

また、「地域の取組発表」として、にし阿波地域内の小学生・高校生、農業団体等9人の方々から、「世界農業遺産認定から一年間の取組」について発表していただきました。
    

様々な方が携わり、世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」を保全していかんとする地域の❝輪❞の広がり・繋がりを感じるシンポジウムとなりました。

 

《開催概要》
世界農業遺産認定一周年記念シンポジウム
~にし阿波の未来を考える~
(徳島大学 地域交流シンポジウム)
>>チラシはこちら

【日 時】
2019年3月9日(土) 13:00~16:20(12:30開場)

【場 所】
ザ・ディスティーノガーデン
(徳島県美馬郡脇町大字脇町1334)

【プログラム】
<第一部>
13:00~13:15  ご挨拶
13:15~13:25  世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」ロゴマークお披露目
13:25~13:40  『にし阿波 食と農の名人』認定式
13:40~14:00  基調講演①清水 展(日本文化人類学会長/関西大学 特別任用教授)
14:00~14:20  基調講演②大和田 順子(一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス 共同代表)

<第二部>
14:30~16:00  地域の取組発表
16:00~16:20  講評、トークセッション
コーディネーター:内藤 直樹(徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 社会総合科学域 准教授)
ゲストスピーカー:清水 展、大和田 順子

【主 催】徳島剣山世界農業遺産推進協議会

【共 催】徳島大学、科学研究費補助金基盤研究(A)「応答の人類学:フィールド、ホーム、エデュケーションにおける学理と技法の探求」

【お問い合わせ先】
徳島剣山世界農業遺産推進協議会 事務局
(つるぎ町役場 商工観光課内)
徳島県美馬郡つるぎ町貞光字東浦1-3
TEL:0883-62-3111(代)  FAX:0883-62-4944
E-mail:syoukou[at]tsurugi.i-tokushima.jp
※[at]を@にかえて、お送りください。