寒暖差を利用したおいしいトマト

野田 松文 さん(東みよし町)

山の斜面に並ぶ農業用ハウス。
東みよし町の山間部にある西庄地区では、寒暖差が大きく味の濃いおいしいトマトができるということで、昔からトマトの栽培が盛んです。
農家の野田松文さんは、ハウスで大玉のトマトやミニトマトを作っていて、7月から収穫が行われます。

野田さんのトマトは主に県内や関西に出荷されていて、甘くておいしいと地元の産直でも人気です。

20年以上トマトの栽培をしている野田さんですが、「台風や気候の変化などで毎年上手くできるかわからない」と言います。
おいしいトマトを作る秘訣を聞いたところ、「唯一欠かさずにやっていることは、カヤを地面に敷き詰めること」とのことでした。
傾斜地農業には欠かせない肥料のカヤがここでも活かされています。

野田さんは「まだまだトマトを作っていきたい」と元気に話していました。