2018年12月14日(金)、三好市保健センターにて『食に関する研修・料理教室』が開催され、地域内農林漁家民宿、飲食店関係者等約30名が参加しました。
この研修・教室は、にし阿波の傾斜地で栽培されている在来種のそば・雑穀・いもなどの世界農業遺産に認定された誇るべき農産物や、農文化・食文化を後世へ継承すべく、食文化の伝え方や実際に雑穀を使った料理、雑穀の栽培方法などを学ぶ目的で開催されました。
第1回は、「食文化の伝え方の研修」と題して、樋口直哉氏(料理人・作家)にご講演いただきました。
樋口氏から「ストーリーがないと料理には意味がない。ストーリーを磨いてほしい。」「『ローカル・ガストロノミー』。郷土固有の料理、お母さんの味は(少し手を加えて)残していくべき。」との意見をいただきました。
「食」は地域を盛り上げるキーとなり得るか?について深く考える講演となりました。
第1回『食に関する研修・料理教室』/食文化の伝え方の研修
日程:2018年12月14日(金)15~17時
会場:三好市保健センター(徳島県三好市池田町シンマチ1476-1)
講師:樋口直哉氏 (料理人・作家)
参加費:無料
主催:にし阿波~剣山・吉野川観光圏協議会(事務局:徳島県西部総合県民局農林水産部)