
急傾斜地から生まれた、雑穀のクランチチョコ
カフェcul cul(三好市)
徳島県三好市にある「カフェ cul cul」では、にし阿波の急傾斜地で育てられた雑穀を使った「お山の雑穀クランチチョコ」を製造しています。
原料は、ヤツマタ、こきび、そしてパフ状にした裸麦。いずれも、急傾斜という厳しい環境のなかで、手間ひまをかけて育てられた貴重な作物です。平地とは異なり、機械に頼れない畑で守られてきた雑穀は、土地の力と人の営みをそのまま映しています。


チョコレートの甘さの奥に広がる雑穀の風味は、山の畑の力強さを感じさせます。
大量生産ではなく、小ロットで丁寧に。生産者の顔が見える素材を使い、その価値を伝えること。
オーナーの藤田梢さんは、「地域の人に光を当てたい」と、地産地消の料理や菓子づくりを続けています。東祖谷に受け継がれる雑穀・ヤツマタを使ったパウンドケーキも、その一つです。


このクランチチョコは、急傾斜地農業の営みと、地域の循環をやさしい甘さにのせて届ける一品です。

藤田梢さん(左)宮成由希子さん(右)


