平成28年12月5日~7日にかけて、世界農業遺産認定サイト及び自然や文化を活かした観光の先進地である、宮崎県高千穂町へ視察研修へ行って参りました。
・徳別当の棚田(日本の棚田百選に選出されている)
高千穂町は既に観光地として有名ではありますが、普段スポットの当たらない農業『山間地農林業複合システム』について、『世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会事務局(高千穂町財政課総合政策室)』の皆様や、実際に活動しておられる地域住民の方々からご案内いただきました。
地域住民の方から、「世界農業遺産認定を機に農業にスポットが当たり、沢山の方がこの地域を見に来てくれることが嬉しい」という意見があり、当協議会の目指す地域の在り方を垣間見たように感じました。
・徳別当棚田を守る会 代表・佐藤氏に、棚田の保全活動についてお話を伺う。
・休校になった小学校の倉庫を改修して作られた「山の学校レストラン菜膳」。
その日近くの山で採った山菜など、高千穂町産の食材のみを使用。
地域住民の方が立ち上げた合同会社「あまてらすの娘たち」の皆様が運営。
・高千穂土地改良区 代表・田﨑氏から、棚田へと続く水利(用水路)をご案内いただく。
また、意見交換会では事務局の皆様と活発に意見を交換し、当協議会にとって今後の活動(モニターツアーやシンポジウムのような周知・交流活動、及び農業遺産認定推進活動)について強く刺激を受けた視察研修となりました。
今回、視察研修のご対応をいただいた『世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会』様のfacebook公式アカウントはこちら。
高千穂郷・椎葉山地域 世界農業遺産
【日 程】 平成28年12月5日(月)~7日(水)
【場 所】 宮崎県西臼杵郡高千穂町
【主 催】 徳島剣山世界農業遺産推進協議会
【参加者】 徳島剣山世界農業遺産推進協議会事務局及び作業部会員 計7名
【行 程】
○12/5(月)
9:20道の駅貞光ゆうゆう館―9:40吉野川ハイウェイオアシス―13:55三崎港~~15:40佐賀関港―18:25ホテル―20:00高千穂神社(夜神楽)―21:15ホテル
○12/6(火)
8:45ホテル―9:00高千穂町役場(挨拶)―9:25天岩戸神社・天安河原―10:50高千穂峡―12:10山の学校レストラン菜膳―13:55徳別当の棚田―14:45高千穂町土地改良区―16:25立宿頭首工・用水路―17:10ホテル
○12/7(水)
8:30ホテル―8:45高千穂町役場(意見交換会)―14:20佐賀関港~~16:10三崎港―19:45吉野川ハイウェイオアシス―20:05道の駅貞光ゆうゆう館