徳島剣山世界農業遺産推進協議会

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風土に根付いた文化

「にし阿波」の伝統文化は、山村における原風景や農村文化を残す知恵となる。

 

保存食文化と郷土料理

食物が限られる山間部では、収穫した農産物を天日に干すことで滋味豊かな保存食にしてきました。例えば、家の周りに設けられた❝ハデ❞と呼ばれるはしご状のものや軒下につるして乾かします。剣山から吹き下ろす冬場の風は干し物づくりに適しており、干し芋や干し柿など山村の特産品を生み出します。
イモ類を貯蔵するのは、納屋などの床下に掘った深さ2mほどの穴で❝イモ穴❞や❝イモ壺❞と呼ばれています。ゴウシュイモやサツマイモを保存し、ワラやモミガラで温度や湿度を一定に保ち、種芋の保存にも役立てられています。そば米雑炊や雑穀を利用した餅やゴウシュイモを使う❝でこまわし❞など、素朴な郷土料理も伝えられてきました。
  

 

伝統行事

忙しい農作業の合間の娯楽としても、伝統行事が大切に受け継がれてきました。国指定の重要無形民俗文化財に登録された「西祖谷の神代踊」の起源は、千年以上前の平安時代初期にさかのぼるといわれています。各地で影を潜めた「お亥の子さん」などの農業行事も子供たちに引き継がれています。きびしい仕事の中から生まれた作業唄も多く伝わり、山や谷に向かって歌う人々の声は磨かれ歌自慢もすくなくありません。中でも祖谷の粉ひき節は、地元で全国大会が開催されるほどです。
集落の情報交換や相互扶助のシンボルである「お堂」も各地区にあり、今でも護摩たきや大師講、数珠回しなどが行われています。
  

 

【動 画】

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徳島剣山世界農業遺産推進協議会

にし阿波の傾斜地農耕システム

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