平成28年11月4日、「山里の地域資源を用いた新商品開発プロジェクト 第2回フィールドワーク」がつるぎ町で開催されました。

このプロジェクトは、四国大学の学生が、地域住民とのワークショップや、山間地域に伝わる伝統農業・郷土料理に関するヒアリングを通じて、
・ソバ等の雑穀を用いた食品の新しいデザインやパッケージの企画、試験販売の実施
・シコクビエ、コキビ等の雑穀を用いた料理レシピの制作
など、急傾斜地集落の食文化の可能性を探り、地域特有の資源を用いた新商品開発に取り組むものです。
(第1回フィールドワークは平成28年9月16日に実施。)

一宇久藪地区では、『雲上の民宿 家曽敷(やそしき)』さんで、地元食材を使った料理(そば米雑炊、味噌田楽)や雑穀(タカキビ)を生地に練り込んだピザの調理及び試食が行われました。

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貞光三木枋(みきとち)地区では、つるぎ雑穀生産販売組合の皆さんと一緒に、そば米の加工体験を行ないました。

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これらの体験を通じて、学生の皆さんが雑穀加工品用のパッケージデザインを行ない、統一したデザイン案をつるぎ町に提示する予定です。

○実施主体:つるぎ町、四国大学、にし阿波・地域連携ビジネス創出支援事業運営協議会
○共催・協力:つるぎ雑穀生産販売組合、徳島剣山世界農業遺産推進協議会
○場所:つるぎ町(一宇久藪地区、貞光三木枋地区)
○行程:
7:30四国大学 -- 8:30貞光ゆうゆう館 -- 9:30民宿家曽敷(郷土料理・ピザ作り体験) -- 13:30貞光三木枋地区(そば米加工体験) -- 17:00貞光ゆうゆう館 -- 18:30四国大学