平成30年11月10日、にし阿波地域の住民の方々を対象にした『世界農業遺産体感スタディツアー』が開催されました。

つるぎ町一宇剪宇集落では、にし阿波の傾斜地農耕システムの「地域の伝統的な知識システム」の一つとしてあげられる伝統的な農具の説明を受けた後、サラエなどを使ってツチアゲの体験をしました。                     急傾斜地で実際に体感いただき、貴重な時間を過ごすことができました。

また、つるぎ町貞光猿飼集落では、そばの花咲く観光農園のそば刈りの時期とも重なり、急傾斜地にてそば刈りの体験をしました。

ツアーの最後は、つるぎの宿岩戸にて4月~11月の土日祝日限定で実施している、地元の食材を使ったふるさとバイキングをいただき、意見交換をしました。

参加者の皆様より、『子どもの頃にやっていた農業を思い出せた』、『「自分ごと」として考えることが必要』、『地域の子どもたちにもっと知ってもらいたい』というご意見を伺うことができ、傾斜地農耕システムを深く理解いただくことができたツアーとなりました。

【日 程】平成30年11月10日(土)
【場 所】徳島県美馬郡つるぎ町一宇剪宇、つるぎ町貞光猿飼
【主 催】徳島県西部総合県民局 (受託者:㈱東亜トーアトラベル)
【参加者】にし阿波在住者9名
【行 程】
三好市--東みよし町--道の駅貞光ゆうゆう館--つるぎ町一宇剪宇集落--つるぎ町貞光猿飼集落--つるぎの宿岩戸(昼食)--道の駅貞光ゆうゆう館--東みよし町--三好市