「雑穀サミット in にし阿波」の開催および参加者募集について
「雑穀サミット in にし阿波」の開催について
〇概要
今年8月29、30日に徳島県にし阿波地域で「雑穀サミット in にし阿波」を開催します。
徳島県西部の山々に囲まれた「にし阿波」地域は急斜面が多く稲作栽培が難しく、古くから雑穀をはじめ多種多様の作物を栽培してきました。
自給的な食料保障や独自の社会文化は2018年3月にFAOの世界農業遺産に認定されています。
「雑穀サミット in にし阿波」では地域の食料保障の象徴である雑穀の知識を深め、遺伝資源を守り、食文化と観光を含めた地域振興から
持続ある地域の形成に向けた取組を推進しています。
当サミットには地域住民をはじめ、雑穀関連の団体、農業遺産認定地域、農業遺産に関心のある研究者の方々の参加を募り、
当地域の象徴的作物の雑穀を中心に、意見・情報交換などを図ることで、世界農業遺産認定地域の持続ある未来を考えます。
29日のシンポジウムのは無料ですので、この機会にぜひご参加ください。
主 題 雑穀サミット in にし阿波 ~雑穀の理解を深めて世界農業遺産認定地域の持続ある未来を考える~
開催日 令和4年8月29日(月)~30日(火)
場 所 東祖谷歴史民俗資料館ほか 〒778-0204 徳島県三好市東祖谷京上14番地3
主 催 徳島剣山世界農業遺産推進協議会
(美馬市、三好市、つるぎ町、東みよし町、美馬農業協同組合、阿波みよし農業協同組合、徳島県、徳島大学、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 善通寺研究拠点、一般社団法人そらの郷、地域商社阿波ふうど、一般社団法人美馬青年会議所、公益社団法人阿波池田青年会議所)
後 援 一般社団法人日本雑穀協会、雑穀研究会、農林水産省中国四国農政局、にし阿波~剣山・吉野川観光圏協議会、徳島新聞、四国放送
〇プログラム
①開会・挨拶
○主催者代表 協議会会長 兼西茂(つるぎ町長)
○開催市代表 協議会副会長 高井美穂(三好市長)
○来 賓 徳島県
②基調講演
講師:一般社団法人 日本雑穀協会、雑穀研究会 会長 倉内伸幸
(日本大学 生物資源科学部 国際地域開発学科 教授)
③基調報告
講師:総合地球環境学研究所 経営推進部 コミュニケーション室 室長 阿部健一
④事例報告
ア ヤツマタの植付と秋の収穫に向けて 東祖谷小学校
イ にし阿波の雑穀栽培と商品開発の現状について
報告者:徳島県 西部総合県民局 農林水産部〈美馬〉 農業支援担当 豊永恭代
ウ 雑穀の小型脱穀機の開発
報告者:日本大学 生物資源科学部 国際地域開発学科 専任講師 佐々木大
⑤パネルディスカッション:
○パネラー:祖谷雑穀生産組合、JAグリーンサービス花巻「プロ農夢花巻」、久万高原町生活研究協議会、横関食糧工業、雑穀研究会
○ファシリテーター:徳島大学 准教授 内藤直樹
○意見交換:テーマ「雑穀食文化と地域の未来 -生産者・販売者・消費者の視点から-」
⑥閉会
〇申し込み ※下記の参加申込書でお申込ください。
一般者
日本雑穀協会および雑穀研究会様
行政関係者およびJ-GIAHS関係者
大学等研究者様